
人間が変わろうと思っても変わらない最も大きな原因は
人間は意識を変えることはできないということです。
それは楽だからです。
その場できょうから変わるんだと決めて頑張ってる
未来の自分を想像するのは楽です。
その時は想像しているだけで実際には
全然頑張ってないのですから言い換えたら逃げです。
それは或る意味、自分に期待しているということです。
なので本気で変わろうと思ったら
意識を変えようとしてはいけません。
意識ではなく具体的な何かを変えなければなりません。
自分がこうすると決めたことを実行し続けるためには
そうせざるを得ないような環境を作らないとダメということです。
例えば、本を読むためにテレビを見ることを止める
と決めたとします。
決めただけでなく行動してテレビのコンセントを抜きます。
そうすることにより完全とはいいませんが、
テレビを見なくなる可能性は高くなります。
テレビを見ようとしたら、立ち止まり
「そうだ、俺はテレビを見ることを止めたんだ」
と思いだすきっかけになるからです。
ただ決めるだけか、具体的な行動に移したか、
それによって生まれる結果は全く違ってきます。

自分が変わりたいとか、今までとは違う人生を歩きたい
と思った時、そんな簡単な状態から抜け出して
新しい生活を手に入れようとしたらどうしたらいいでしょう?
何でもいいから一日何かをやめて見ることです。
人間誰でもそれぞれ時間という「器」をもっています。
そしてこの「器」はだれにでも与えられた平等な器です。
でも自分のツアーはパンパンに詰まっています。
例えば、会社に行ったり、友達と会ったり、デートしたり
家族サービスしたり、マンガ読んだり
そうやって一日中パンパンな状態で過ごしています。
なので、これから新しいものを入れようと思っても入りません
何かをやめるしかありません。
とにかく一日だけでいいからやめてみましょう。
空いた場所に新しい何かが入ってきます。
勝手に何か入ってきます。
そして、そのやめた場所に何がはいってくるか
注意深く見てみましょう。
たとえば、まわりに会社辞めたような人でも
意外としぶとく生きている人っていませんか?
それは会社辞めることで空いた器に
何か新しい仕事が入ってきているからです
変われない人は、日々パンパンになっていて
新しいことが入ってくる余地のない人です。
強制的に空きを作るしかありません。

何かを成し遂げよう、成功しようとすると
いろんな行動を起こさなければなりません。
でも、心の底ではやりたくないと思っていることや
嫌いなことを無理やりやろうとします。
努力しないとダメだ。
我慢して頑張らないとダメだ。
と、努力することそのものを目的にして頑張ろうとする。
そんなもの続くわけありません。
本音はやりたくないんですから。
毎日寝る前に自分がそのひらまれたことを思い出して
「よくやった」と自分をほめましょう。
1日のうち絶対一つは頑張れてることはあるはずですから
それを見つけたほめましょう。
一日の最後はがんばれなかったことを思い出して
自分を責めるのではなく、自分をほめて終りましょう。
そうやって頑張ったり成長することが
楽しいことになります。

会社勤めしていると同僚や上司に誘われて行きたくないけど
仕方なく誘いに応じてしまうことありませんか?
これは要するに「反応」してしまっている
ということなんです。
自分から世の中に働きかけるのではなく自分の周囲に
「反応」して生きているだけんんです。
親から言われるから勉強し、
みんながやるから受験して、
みんなが就職するから就職して
上司から命令されて仕事をする。
とにかく反応して一生を終えるんです。
そんなんで自分の人生を手に入れるなんてできないです。
全部自分で考えて計画立ててその計画通りになるように
自分から世界に働きかけていきましょう。
映画の「スタンドバイミー」「ショーシャンクの空に」などの
原作者で有名なスティーブン・キング氏はご存じでしょうか?
彼は以前、学校の先生だったのですが、
小説家になりたいために学校から帰ってから、
週末とか、ずっと小説を書いていました。
そうやって自分の時間を自分でコントロールして
今の彼になりました。
自由な時間というのは自分がこれから先行していくために
自由に使える一番大切な時間です。
これからは仕事が終わったら
そのまままっすぐ帰宅しましょう。

夢を叶えるための第6歩目
それは、
「トイレ掃除をする」ことです。
やったことのない人が多いのでは。
「トイレ掃除をする」ですが、
お店などでは、トイレは、よく店の顔なんて言われています。
飲食店でトイレ掃除を徹底しているお店は
お客さんもたくさん入っているといわれています。
逆にトイレが汚い店は閑古鳥が鳴いています。
また、有名な松下幸之助氏は、だれよりも早く会社に行って
仕事する前に、まずトイレ掃除をやってました。
ホンダの創業者、本田宗一郎氏は、普通トイレは
部屋の隅に置くものだが、トイレをあえて
工場の真ん中に作りました。
そして、誰でもトイレ掃除をできる環境をつくってました。
トイレを掃除するということは、
一番汚いところを掃除するということです。
人がやりたがらないことをやるからこそ、
それが一番喜ばれ、そこに価値が生まれます。