実は、クマもんとWindowsパソコンには
以外な共通点があるって考えたことあります?
「クマもん」と言えば
今一番の人気のご当地ゆるキャラですね。
また、
「Windowsパソコン」といえば、これはもう
世界一シェアのマイクロソフトのWindowsを
搭載したパソコンです。
それで、何が共通点かというと
世の中への普及のさせ方にあります。
Windowsパソコンのハードウエアのベースは
IBM-PC互換機といわれて
以前、パソコンのオペレティングシステムが
MS-DOSだった時代にIBMが販売してました。
パソコンに詳しくないかたに説明すると
オペレーティングシステムとは
簡単にいうとパソコンを制御するソフトウエアのことをいいます。
話は戻って、そのIBMがIBM-PC互換機を
普及させるために、その仕組みを無料で世界に公開しました。
タダで、IBM-PCの仕組みの情報が
手に入るのですから、他のコンピュータメーカーも
みんな、この仕組みを取り入れたパソコンや
周辺機器を開発しだし今日に至ってます。
MS-DOSは、今のウインドウズにつながっていきます。
こうしてIBM-PC互換機が世界のシェアを
占めるようになったのです。
このこととクマモンの間に、なにが共通点が
あるのかわからないと思います。
くまモンは、熊本県のご当地ユルキャラとして考えられましたが、
この憎めない人気のキャラを、無償で使ってもいいよ。
と、公開してます。
但し、熊本県のPRにつながるのであれば、
商標の使用には申請さえすれば原則無料としています。
個人で利益目的でないならば許可すらいらのです。
これでは、資産としてのくまモンの価値は下がるように思えますが、
くまモンの認知度アップになり、さらに熊本県のPRに
非常に大きな効果をもたらしています。
このようにくまモンとウインドウズパソコンでは、
最初は、無料で情報を提供して
短期的には、損をしているように見えますが
長期的に商売を見据えている戦略があることが共通点といえます。
ことわざでいう、
「肉を切らせて骨を切る」
ですね。
最近の企業は、目の前の利益ばかり気にして
長期的な視野が欠けているように感じます。
代表的なところでは、液晶テレビの販売です。
多くのメーカーが失敗していますね。
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