多くの人が知らない日本の介護事情

目安時間:約 2分

1_自_その他_若年介護

毎週水曜日は、
わたしの親父が介護状態になって
入院中なので病院に様子を見に行く日です。

働き盛りの子供が親の介護で面倒を
観なければならない事情が増えています。

その一方、先日テレビで放送していたのですが、
若年介護者が問題になっています。

自分の親が介護状態になり
その10代、20代子供が、入ったばかりの
会社を辞めたり、学生の状態で
介護しなければならなくなった人たちです。

中には、小学生が親の介護しているという
悲惨なケースもあるといいます。

総理府の調査で明らかになっているだけで
日本国内で最低でも
17万7600人いるそうです。
実際はもっと多いということですね。

介護施設に入所させるにも
満足なお金がないというので
仕方なく自宅で介護している状態です。

勤めている会社を辞めたり
学生でも就職や資格試験の勉強をあきらめたりと
若者のキャリア形成に支障をきたしています。

ひいては、労働力の減少にもつながります。
老いた子供が老いた親を介護する老々介護も
悲惨なものですが、この状況も同じです。

ちなみに、イギリスでは、福祉の面では
日本よりはるかに先進国でして
こういった若年介護を支援するために
1995年から法律が制定されています。

安倍政権は、法人税減税など
目先の企業優先の経済発展や
2020年の東京オリンピックに浮かれることなく
もっと根本的なところに目を向けて
政策を考えたほうがいいと思います。

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都 弥生

転職4回、失業4年半、会社倒産1回という波乱のキャリアを経験したキャリアコンサルタントの逆襲!…続きを見る

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